ハッカーグループの記録
APT41
別名 Wicked Panda / Brass Typhoon / BARIUM / Winnti
帰属の確度
DOJプレスリリース原文(2020-09-16)を直接確認し、起訴対象者数(中国人5名・マレーシア人2名の計7名)と「MSSとの関係を誇示」という表現を確かめたため。ただしMSSとの関係は被告の自己申告の域を出ず、国家としての指示を公式に認定したものではない
帰属の根拠
米司法省(DOJ)が2020年9月16日付プレスリリースで、中国人5名を2件の起訴(2019年8月・2020年8月)で、マレーシア人2名を別件の起訴(2020年8月)で発表。同プレスリリースは「被告のうち1名は中国国家安全部(MSS)との関係を誇示していた」と記載し、侵入の脅威ラベルとしてAPT41・Barium・Winnti・Wicked Panda・Wicked Spiderを挙げている
状況 活動中
Google Threat Intelligence(Mandiant)が2024年7月19日付のブログで、2023年以降、海運・物流、メディア、テクノロジー、自動車などの業界への持続的な侵入キャンペーンを観測したと報告した時点の状況 (出典 Google Cloud/Mandiant 2024-07-19)
APT41(別名 Wicked Panda、Brass Typhoon、BARIUM、Winnti)は、国家背景に分類されるハッカーグループです。主な動機は金銭と諜報です。
要点
- 種類と動機 国家背景に分類されます。動機は「諜報活動と金銭目的の活動を併せ持つ」です。
- 帰属 米司法省(DOJ)が2020年9月16日付プレスリリースで、中国人5名を2件の起訴(2019年8月・2020年8月)で、マレーシア人2名を別件の起訴(2020年8月)で発表。確度は高です。
- 日本との関わり Mandiant(Google Threat Intelligence)のM-Trends 2025報告書は、2024年中の調査事例として、APT41がPINEGROVEなどのツールで欧州・中東・アフリカに加え日本を含むアジア太平洋地域の侵害先から大量のデータを持ち出したと報告している
基本の記録
- 種類
- 国家背景
- 動機
- 諜報活動と金銭目的の活動を併せ持つ。中国国家安全部(MSS)に関係するとされる一方、ゲーム業界などへの金銭目的の侵入も行う
- 記録の始まり
- 2012年頃。MITRE ATT&CKの記載による
- 状況
- 活動中
- 帰属の確度
- 高
- 帰属先として記載された国
- 中国
日本との関わり
Mandiant(Google Threat Intelligence)のM-Trends 2025報告書は、2024年中の調査事例として、APT41がPINEGROVEなどのツールで欧州・中東・アフリカに加え日本を含むアジア太平洋地域の侵害先から大量のデータを持ち出したと報告している
収録した事例とのつながり
収録した事例とのつながりは、まだありません。
関係するページ
手口、グループ、事例のつながりは、収録データの記録だけから引いています。
関係する手口
収録データにはまだ出ていない
関係する事例
収録データにはまだ出ていない
出典
- Seven International Cyber Defendants, Including "Apt41" Actors, Charged In Connection With Computer Intrusion Campaigns Against More Than 100 Victims Globally 米司法省(DOJ) Office of Public Affairs・2020-09-16
- CyberScoop記事 US charges Chinese nationals in connection with APT41 hacking spree(米司法省2020年9月16日の起訴を報道) CyberScoop・2020-09-16
- Google Cloud/Mandiant ブログ APT41 Has Arisen From the DUST Google Cloud (Mandiant)・2024-07-19
- MITRE ATT&CK APT41 (G0096) MITRE ATT&CK・2026-07-31
- Google Cloud/Mandiant M-Trends 2025報告書 Google Cloud (Mandiant)・2025
最終確認日 (2026年10月24日)
監修 平原尚樹(株式会社BlueAI 代表取締役CEO、ソフトウェアエンジニア、Google Cloud Architect)