攻撃手法・影響
DDoS攻撃
DDoS攻撃(別名 分散型サービス妨害攻撃、分散型サービス拒否攻撃)は、複数のコンピューターから標的のサーバーやネットワークに大量のアクセスや通信を送りつけ、本来のサービス提供を妨げる手口です。
- 初期侵入
- 実行
- 横展開
- 窃取
- 影響
要点
- 段階 攻撃が進む段階のうち「影響」で使われます。MITRE ATT&CK の手口番号は T1498、T1499 です。
- 記録 このサイトに収録した事例とグループの記録には、まだ出てきません。
- 最初の対策 オリジンサーバーに対して、CDNを経由しないアクセスを遮断する。
政府機関や金融機関、重要インフラ事業者などが狙われ、実際に国民生活に影響する閲覧障害や取引障害が起きている。攻撃者は遮断されると手口を変えて攻撃を続けることがある。
攻撃の流れ
- 1多数のコンピューターから標的に対して繰り返し大量のアクセスを行い、サービス提供に使える処理能力や回線容量を使い尽くす
- 2送信元を偽装したり、踏み台にしたボットネットを使ったりして、攻撃の発信元を追跡しにくくする
- 3CDNによる負荷分散を避けるため、コンテンツを配信するオリジンサーバーのIPアドレスを直接狙うことがある
- 4事業者が遮断措置を講じても、状況に応じて手口を変えて攻撃を継続する例がある
気づくための兆候
- 特定のサーバーやサービスへのアクセス数や通信量が急激に増加する
- Webサイトの閲覧障害やアプリケーションへのアクセス障害が複数同時に発生する
- 海外に割り当てられたIPアドレスなど、通常と異なる送信元からの通信が急増する
- 攻撃対象のオリジンサーバーのIPアドレスへ直接アクセスが集中する
対策
オリジンサーバーに対して、CDNを経由しないアクセスを遮断する
オリジンサーバーのIPアドレスが組織外に知られないよう、DNS設定を見直す
業務上必要なければ、海外に割り当てられたIPアドレスからの通信を遮断する
通信を監視し攻撃を検知、遮断する機能を持つ対策装置やサービスを導入する
サーバー装置、端末、通信回線装置、通信回線を冗長化する
日本での数字
9位
情報セキュリティ10大脅威2026 組織向けの順位(DDoS攻撃(分散型サービス妨害攻撃))(2026年)
出典 IPA 独立行政法人情報処理推進機構「情報セキュリティ10大脅威2026」(2026年1月29日)
関係するページ
手口、グループ、事例のつながりは、収録データの記録だけから引いています。
関係するグループ
収録データにはまだ出ていない
関係する事例
収録データにはまだ出ていない
出典
- 令和7年におけるサイバー空間をめぐる脅威の情勢等について 警察庁・2026-03
- Network Denial of Service (T1498) MITRE ATT&CK・2025-10-24
- Endpoint Denial of Service (T1499) MITRE ATT&CK・2025-10-24
- 情報セキュリティ10大脅威2026 IPA 独立行政法人情報処理推進機構・2026-01-29
最終確認日 (2026年10月24日)
監修 平原尚樹(株式会社BlueAI 代表取締役CEO、ソフトウェアエンジニア、Google Cloud Architect)