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BlueAI セキュリティ

事例・2023年

MOVEit Transfer の脆弱性の大規模悪用

2023年5月31日 ソフトウェア (ファイル転送製品) とその利用組織

MOVEit Transfer の脆弱性の大規模悪用(英語名 MOVEit Transfer mass exploitation (CVE-2023-34362))は、ソフトウェア (ファイル転送製品) とその利用組織で起きた事例です。侵入口、決定的な失敗、被害の順に、公表資料の記載だけで図にしました。

  • 更新
  • 供給網
  • 委託

要点

  • 侵入口 インターネットに公開された MOVEit Transfer のウェブアプリの未知の SQL インジェクション (CVE-2023-34362) を突かれ、LEMURLOOT というウェブシェルを置かれた
  • 決定的な失敗 外部に公開したファイル転送製品に修正前の脆弱性 (ゼロデイ) があり、ウェブシェル経由で下のデータベースからデータを持ち出された
  • 被害 多数の MOVEit Transfer 利用組織でデータベースのデータが窃取された。

攻撃の道筋

入口から、決定的な失敗を経て、被害に至るまで。図の番号は下の説明と対応します。図の文言は事例の記録からの引用です。

010203041234MOVEit Transfer未知の SQL インジェクションウェブシェルLEMURLOOTデータベースデータを持ち出された利用組織データベースのデータが窃取された
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    侵入口MOVEit Transfer

    インターネットに公開された MOVEit Transfer のウェブアプリの未知の SQL インジェクション (CVE-2023-34362) を突かれ、LEMURLOOT というウェブシェルを置かれた。

  2. 2
    決定的な失敗ウェブシェル

    インターネットに公開された MOVEit Transfer のウェブアプリの未知の SQL インジェクション (CVE-2023-34362) を突かれ、LEMURLOOT というウェブシェルを置かれた。

  3. 3
    決定的な失敗データベース

    外部に公開したファイル転送製品に修正前の脆弱性 (ゼロデイ) があり、ウェブシェル経由で下のデータベースからデータを持ち出された。

  4. 4
    被害利用組織

    多数の MOVEit Transfer 利用組織でデータベースのデータが窃取された。

  1. 1
    侵入口MOVEit Transfer

    インターネットに公開された MOVEit Transfer のウェブアプリの未知の SQL インジェクション (CVE-2023-34362) を突かれ、LEMURLOOT というウェブシェルを置かれた。

  2. 2
    決定的な失敗ウェブシェル

    インターネットに公開された MOVEit Transfer のウェブアプリの未知の SQL インジェクション (CVE-2023-34362) を突かれ、LEMURLOOT というウェブシェルを置かれた。

  3. 3
    決定的な失敗データベース

    外部に公開したファイル転送製品に修正前の脆弱性 (ゼロデイ) があり、ウェブシェル経由で下のデータベースからデータを持ち出された。

  4. 4
    被害利用組織

    多数の MOVEit Transfer 利用組織でデータベースのデータが窃取された。

被害

被害

多数の MOVEit Transfer 利用組織でデータベースのデータが窃取された。Progress は政府の照会、法執行機関の捜査、訴訟が起きたと開示した

決定的な失敗

  • 1外部に公開したファイル転送製品に修正前の脆弱性 (ゼロデイ) があり、ウェブシェル経由で下のデータベースからデータを持ち出された。

経過

2023年5月27日から11日間の記録。軸は日数の平方根で縮めています。

  1. 2023.05.270日目

    公開情報によるとこの日から未知の SQL インジェクションの悪用が始まった (CISA と FBI の注意喚起による)

  2. 2023.05.281日目

    Progress の MOVEit サポートに、顧客から異常な動きの連絡が入った

  3. 2023.05.303日目

    Progress の調査チームがゼロデイの脆弱性を発見し、MOVEit Cloud を停止した

  4. 2023.05.314日目

    Progress が全サポート版の修正を出し、同日 MOVEit Cloud を復旧した。ベンダーの勧告の日付を本件の公表日とする

  5. 2023.06.026日目

    CISA が悪用済み脆弱性の一覧に CVE-2023-34362 を加えた

  6. 2023.06.0711日目

    CISA と FBI が共同の注意喚起 AA23-158A を出した

防げた手立て

番号は攻撃の道筋の図と対応します。

  • 外部公開資産の棚卸し

    効く場所 1
  • 緊急パッチの即時適用

    効く場所 1
  • ウェブシェルの検知

    効く場所 2
  • 転送サーバー上のデータ保持期間の短縮

    効く場所 3

関係するページ

手口、グループ、事例のつながりは、収録データの記録だけから引いています。

出典

最終確認日 (2026年10月24日)

監修 平原尚樹(株式会社BlueAI 代表取締役CEO、ソフトウェアエンジニア、Google Cloud Architect)