ハッカーグループの記録
RansomHouse
別名 Jolly Scorpius
帰属の確度
ベンダーの分析に基づく追跡で、起訴や国家機関による公式な組織・個人の特定は確認できていない。アスクル事案については被害企業は攻撃者名を公表しておらず、報道による犯行声明の紹介にとどまる
帰属の根拠
Unit 42(Palo Alto Networks)が運営主体をJolly Scorpiusとして追跡。警察庁など公的機関による個別の帰属発表は確認できていない。アスクルへの攻撃については日本経済新聞など報道が、RansomHouseを名乗るグループの犯行声明を報じている
状況 活動中
2025年12月17日公表のUnit 42の分析が、2021年12月以降リークサイトに少なくとも123件の被害組織が掲載されたと報告した時点の状況 (出典 Unit 42 2025-12-17)
RansomHouse(別名 Jolly Scorpius)は、ランサムウェアに分類されるハッカーグループです。主な動機は金銭です。
要点
- 種類と動機 ランサムウェアに分類されます。動機は「金銭」です。
- 帰属 Unit 42(Palo Alto Networks)が運営主体をJolly Scorpiusとして追跡。確度は中です。
- 日本との関わり 日本経済新聞は、RansomHouseを名乗るグループが2025年10月30日夜にアスクルへのサイバー攻撃について犯行声明を公開し、1.1テラバイトのデータを窃取したと主張して顧客とのやり取りの一部とみられるデータを公開したと報じた。
基本の記録
- 種類
- ランサムウェア
- 動機
- 金銭
- 記録の始まり
- 2021
- 状況
- 活動中
- 帰属の確度
- 中
- 帰属先として記載された国
- 帰属の根拠に国名の記載なし
記録した手口
出典にもとづく手口です。番号は MITRE ATT&CK の手口番号です。
- 番号なしCitrix NetScaler(CVE-2023-3519)やCheck Point Security Gateway(CVE-2024-24919)など境界機器の脆弱性悪用による初期侵入
- 番号なしスピアフィッシングによる初期侵入
- 番号なし侵害したリモートデスクトップサービスの認証情報を使った侵入
- 番号なしMrAgentによる展開とMarioと呼ばれる暗号化ツールを使ったVMware ESXi環境の暗号化
- 番号なしデータを窃取したうえで暗号化し公開を脅す二重恐喝
日本との関わり
日本経済新聞は、RansomHouseを名乗るグループが2025年10月30日夜にアスクルへのサイバー攻撃について犯行声明を公開し、1.1テラバイトのデータを窃取したと主張して顧客とのやり取りの一部とみられるデータを公開したと報じた。被害企業は攻撃者名を公表していない
収録した事例とのつながり
犯行声明が報じられた事例
RansomHouseを名乗るグループが犯行声明を出したと報じられた事例です。被害企業は攻撃者を公表しておらず、帰属が確かめられたものではありません。
関係するページ
手口、グループ、事例のつながりは、収録データの記録だけから引いています。
関係する手口
収録データにはまだ出ていない
関係する事例
出典
- From Linear to Complex: An Upgrade in RansomHouse Encryption Unit 42 (Palo Alto Networks)・2025-12-17
- RansomHouse threat group profile Halcyon・2026-04-30
- アスクルのサイバー攻撃、ハッカー集団が犯行声明 盗んだデータを公開 日本経済新聞・2025-10-31
最終確認日 (2026年10月24日)
監修 平原尚樹(株式会社BlueAI 代表取締役CEO、ソフトウェアエンジニア、Google Cloud Architect)