事例・2024年
KADOKAWAグループ ランサムウェア被害
KADOKAWAグループ ランサムウェア被害(英語名 KADOKAWA Group ransomware attack)は、出版・メディア・Webサービスで起きた事例です。侵入口、決定的な失敗、被害の順に、公表資料の記載だけで図にしました。
- 認証
- 復旧
要点
- 侵入口 フィッシングなどで従業員のアカウント情報が盗まれたことが根本原因と推測されている (経路と方法は不明)
- 決定的な失敗 盗まれたアカウントで社内ネットワークに入られ、データセンター内のドワンゴ専用ファイルサーバーなどでランサムウェアを実行された
- 被害 ニコニコのサービス全般、KADOKAWAオフィシャルサイト、エビテンなどが停止した。
攻撃の道筋
入口から、決定的な失敗を経て、被害に至るまで。図の番号は下の説明と対応します。図の文言は事例の記録からの引用です。
- 1侵入口従業員のアカウント情報
フィッシングなどで従業員のアカウント情報が盗まれたことが根本原因と推測されている (経路と方法は不明)。
- 2決定的な失敗社内ネットワーク
盗まれたアカウントで社内ネットワークに入られ、データセンター内のドワンゴ専用ファイルサーバーなどでランサムウェアを実行された。
- 3決定的な失敗ファイルサーバー
盗まれたアカウントで社内ネットワークに入られ、データセンター内のドワンゴ専用ファイルサーバーなどでランサムウェアを実行された。
- 4被害出版製造と物流
サーバー停止の影響で出版製造と物流のシステムも止まり、6月の既刊の出荷部数は平常時の3分の1程度になった。
- 1侵入口従業員のアカウント情報
フィッシングなどで従業員のアカウント情報が盗まれたことが根本原因と推測されている (経路と方法は不明)。
- 2決定的な失敗社内ネットワーク
盗まれたアカウントで社内ネットワークに入られ、データセンター内のドワンゴ専用ファイルサーバーなどでランサムウェアを実行された。
- 3決定的な失敗ファイルサーバー
盗まれたアカウントで社内ネットワークに入られ、データセンター内のドワンゴ専用ファイルサーバーなどでランサムウェアを実行された。
- 4被害出版製造と物流
サーバー停止の影響で出版製造と物流のシステムも止まり、6月の既刊の出荷部数は平常時の3分の1程度になった。
被害
ニコニコのサービス全般、KADOKAWAオフィシャルサイト、エビテンなどが停止した。サーバー停止の影響で出版製造と物流のシステムも止まり、6月の既刊の出荷部数は平常時の3分の1程度になった。外部漏洩を確認した個人情報は合計254,241人
決定的な失敗
- 1盗まれたアカウントで社内ネットワークに入られ、データセンター内のドワンゴ専用ファイルサーバーなどでランサムウェアを実行された。
経過
2024年6月8日から95日間の記録。軸は日数の平方根で縮めています。
- 2024.06.080日目
複数のサーバーにアクセスできない障害が発生し、関連サーバーをシャットダウン
- 2024.06.091日目
複数ウェブサイトの障害と不正アクセスの可能性を公表
- 2024.07.2951日目
事業活動の回復状況を報告 (第4報)
- 2024.08.0558日目
ニコニコ動画とニコニコ生放送など主要サービスが再開。情報漏洩の調査結果を公表
- 2024.09.1195日目
攻撃者を名乗る組織の追加公開の主張について見解を公表。新たな攻撃の痕跡はないとした
防げた手立て
番号は攻撃の道筋の図と対応します。
-
フィッシングに強い多要素認証
効く場所 1 -
アカウント窃取の検知
効く場所 1 -
システムの分離と隔離バックアップ
効く場所 3 -
停止時の業務継続計画
効く場所 4
関係するページ
手口、グループ、事例のつながりは、収録データの記録だけから引いています。
関係する手口
関係するグループ
収録データにはまだ出ていない
出典
- KADOKAWAグループの複数ウェブサイトにおける障害の発生について 株式会社KADOKAWA・2024-06-09
- 【第4報】KADOKAWAグループの事業活動の回復状況について 株式会社KADOKAWA・2024-07-29
- ランサムウェア攻撃による情報漏洩に関するお知らせ 株式会社KADOKAWA・2024-08-05
- サイバー攻撃による犯行声明にかかる当社グループの見解と対応について 株式会社KADOKAWA・2024-09-11
- システム障害関連 株式会社KADOKAWA・2024-09-11
- ハッカー集団がKADOKAWAのサイバー攻撃で犯行声明、「金額に不満」と主張 日経クロステック・2024-06-28
最終確認日 (2026年10月24日)
監修 平原尚樹(株式会社BlueAI 代表取締役CEO、ソフトウェアエンジニア、Google Cloud Architect)