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BlueAI セキュリティ

事例・2024年

イセトー ランサムウェア被害

2024年5月29日 情報処理・印刷 (受託業務)

イセトー ランサムウェア被害(英語名 ISETO ransomware attack)は、情報処理・印刷 (受託業務)で起きた事例です。侵入口、決定的な失敗、被害の順に、公表資料の記載だけで図にしました。

  • 委託
  • 認証

要点

  • 侵入口 VPNからの不正アクセスで社内ネットワークに侵入された
  • 決定的な失敗 受託業務で生じた帳票データを、取り扱ってはならないサーバに便宜的に保管し、業務終了後に削除すべきデータも削除していなかった
  • 被害 情報処理センターと全国営業拠点の端末やサーバが暗号化された。

攻撃の道筋

入口から、決定的な失敗を経て、被害に至るまで。図の番号は下の説明と対応します。図の文言は事例の記録からの引用です。

010203041234VPNVPNからの不正アクセス取り扱ってはならないサーバ便宜的に保管端末やサーバ端末やサーバが暗号化されたリークサイト一部の取引先の顧客の個人情報
  1. 1
    侵入口VPN

    VPNからの不正アクセスで社内ネットワークに侵入された。

  2. 2
    決定的な失敗取り扱ってはならないサーバ

    受託業務で生じた帳票データを、取り扱ってはならないサーバに便宜的に保管し、業務終了後に削除すべきデータも削除していなかった。

  3. 3
    被害端末やサーバ

    情報処理センターと全国営業拠点の端末やサーバが暗号化された。

  4. 4
    被害リークサイト

    攻撃者グループのリークサイトに公開された情報に、一部の取引先の顧客の個人情報が含まれていた。

  1. 1
    侵入口VPN

    VPNからの不正アクセスで社内ネットワークに侵入された。

  2. 2
    決定的な失敗取り扱ってはならないサーバ

    受託業務で生じた帳票データを、取り扱ってはならないサーバに便宜的に保管し、業務終了後に削除すべきデータも削除していなかった。

  3. 3
    被害端末やサーバ

    情報処理センターと全国営業拠点の端末やサーバが暗号化された。

  4. 4
    被害リークサイト

    攻撃者グループのリークサイトに公開された情報に、一部の取引先の顧客の個人情報が含まれていた。

被害

被害

情報処理センターと全国営業拠点の端末やサーバが暗号化された。攻撃者グループのリークサイトに公開された情報に、一部の取引先の顧客の個人情報が含まれていた。委託元として公文教育研究会、広島県、伊予銀行などが自ら漏えいを公表した

決定的な失敗

  • 1受託業務で生じた帳票データを、取り扱ってはならないサーバに便宜的に保管し、業務終了後に削除すべきデータも削除していなかった。

経過

2024年5月26日から131日間の記録。軸は日数の平方根で縮めています。

  1. 2024.05.260日目

    複数のサーバーとPCがランサムウェアで暗号化されていることを確認

  2. 2024.05.293日目

    ランサムウェア被害を公表

  3. 2024.06.1823日目

    攻撃者グループのリークサイトに、窃取されたとされる情報のダウンロードURLが掲載された

  4. 2024.07.0338日目

    公開された情報が自社サーバーから流出したもので、一部取引先の顧客の個人情報を含むと公表 (続報2)

  5. 2024.10.04131日目

    フォレンジック調査の完了と原因、再発防止策を公表

防げた手立て

番号は攻撃の道筋の図と対応します。

  • VPNを使わない接続と認証の強化

    効く場所 1
  • 受託データの管理区域外への移送禁止

    効く場所 2
  • 保管期限を決めた業務後のデータ削除と監査

    効く場所 2
  • 委託元による委託先の管理

    効く場所 4

関係するページ

手口、グループ、事例のつながりは、収録データの記録だけから引いています。

出典

最終確認日 (2026年10月24日)

監修 平原尚樹(株式会社BlueAI 代表取締役CEO、ソフトウェアエンジニア、Google Cloud Architect)