攻撃手法・窃取
マルウェア(インフォスティーラーを含む)
マルウェア(インフォスティーラーを含む)(別名 インフォスティーラー、情報窃取型マルウェア)は、端末に送り込まれ、保存された認証情報やCookie、暗号資産ウォレットの情報などを探し出して外部へ送り出すことに特化した不正プログラムです。
- 初期侵入
- 実行
- 横展開
- 窃取
- 影響
要点
- 段階 攻撃が進む段階のうち「窃取」で使われます。MITRE ATT&CK の手口番号は T1555.003、T1005 です。
- 記録 このサイトに収録した事例とグループの記録には、まだ出てきません。
- 最初の対策 パスワードをブラウザに保存せず、多要素認証に対応したパスワード管理ソフトを使う。
フィッシングメールの添付ファイルや、偽のアプリ、不正な広告などを通じて感染する。盗んだ情報はまとめて攻撃者に送られ、アカウント乗っ取りや転売に使われる。
攻撃の流れ
- 1フィッシングメールの添付ファイルや偽のアプリ、不正な広告などを通じて端末に感染する
- 2端末内のブラウザが保存している利用者名やパスワード、Cookie、暗号資産ウォレットのファイルなど、価値のある情報を探し出す
- 3見つけた情報をまとめて、攻撃者が管理する外部のサーバーへ送信する
- 4攻撃者が本来の持ち主に気づかれないまま企業などのサーバーを乗っ取り、送り先の管理用サーバーとして悪用することがある
気づくための兆候
- ブラウザ以外のプロセスが、ブラウザの認証情報保存ファイルやCookieファイルにアクセスする
- ファイルを開いた直後など、特定の操作の直後に見慣れないサーバーへの通信が始まる
- 保存していたパスワードを使っていた複数のサービスで、見覚えのない場所や端末からのログインが相次ぐ
- 自社のサーバーが、把握していない外部との通信を継続的に行っている
対策
パスワードをブラウザに保存せず、多要素認証に対応したパスワード管理ソフトを使う
ブラウザやOSを常に最新の状態に保つ
ブラウザの認証情報保存ファイルへの不審なアクセスを検知できるEDRなどを導入する
出所が不明なファイルやソフトウェアを開かないよう利用者に周知する
感染が疑われた場合は、関係するパスワードとセッションを速やかに作り直す
日本での数字
129台
INTERPOLの国際共同捜査Secureで日本警察の働きかけによりテイクダウンされたインフォスティーラーのC2サーバー数(2025年)
出典 警察庁「令和7年におけるサイバー空間をめぐる脅威の情勢等について」(2026年3月)
関係するページ
手口、グループ、事例のつながりは、収録データの記録だけから引いています。
関係するグループ
収録データにはまだ出ていない
関係する事例
収録データにはまだ出ていない
出典
- 令和7年におけるサイバー空間をめぐる脅威の情勢等について 警察庁・2026-03
- Credentials from Web Browsers (T1555.003) MITRE ATT&CK・2026-09-11
- Data from Local System (T1005) MITRE ATT&CK・2026-09-11
最終確認日 (2026年10月24日)
監修 平原尚樹(株式会社BlueAI 代表取締役CEO、ソフトウェアエンジニア、Google Cloud Architect)