事例・2024年
日本航空 大量データ送付によるネットワーク障害
日本航空 大量データ送付によるネットワーク障害(英語名 Japan Airlines network outage caused by mass data transmission)は、航空で起きた事例です。侵入口、決定的な失敗、被害の順に、公表資料の記載だけで図にしました。
- 可用性
要点
- 侵入口 日本航空は、社内外をつなぐネットワーク機器の障害が大量データ送付によるものだったと発表した。
- 決定的な失敗 日本航空は、どのような対策の不備が障害につながったかを公表していない
- 被害 当日中に30分以上遅延した便は国内線60便、国際線11便の合計71便、欠航4便(翌日にさらに1便欠航の予定)。
障害の道筋
入口から、決定的な失敗を経て、被害に至るまで。図の番号は下の説明と対応します。図の文言は事例の記録からの引用です。
- 1発端大量データ送付
報道は、外部からの大量データの受信が原因と会社が発表したと伝えた。
- 2決定的な失敗ネットワーク機器
日本航空は、どのような対策の不備が障害につながったかを公表していない。
- 3被害遅延した便
当日中に30分以上遅延した便は国内線60便、国際線11便の合計71便、欠航4便(翌日にさらに1便欠航の予定)。
- 1発端大量データ送付
報道は、外部からの大量データの受信が原因と会社が発表したと伝えた。
- 2決定的な失敗ネットワーク機器
日本航空は、どのような対策の不備が障害につながったかを公表していない。
- 3被害遅延した便
当日中に30分以上遅延した便は国内線60便、国際線11便の合計71便、欠航4便(翌日にさらに1便欠航の予定)。
被害
当日中に30分以上遅延した便は国内線60便、国際線11便の合計71便、欠航4便(翌日にさらに1便欠航の予定)。国内線の最大遅延幅は1時間26分、国際線は4時間2分。顧客データの流出やウイルス被害は生じていない
決定的な失敗
- 1日本航空は、どのような対策の不備が障害につながったかを公表していない。
経過
2024年12月26日から40日間の記録。軸は日数の平方根で縮めています。
- 2024.12.260日目
社内外を繋ぐネットワーク機器で障害が発生し、社外システムと通信するシステムに不具合が生じた
- 2024.12.260日目
原因となっていたルーターを一時的に遮断し、影響範囲の特定を進めた
- 2024.12.260日目
原因と影響範囲を特定し、システムが復旧したと発表。原因は大量データ送付による障害とし、顧客データの流出やウイルス被害はないとした
- 2024.12.260日目
国内線60便、国際線11便の合計71便が30分以上遅延し、4便が欠航した
- 2025.02.0440日目
内閣サイバーセキュリティセンターが、年末年始に航空事業者や金融機関、通信事業者等を狙ったDDoS攻撃が相次いだとして注意喚起を発出した
防げた手立て
番号は障害の道筋の図と対応します。
-
DDoS攻撃対策専用装置やCDNサービスの導入
効く場所 1 -
海外に割り当てられたIPアドレスからの通信遮断
効く場所 1 -
サーバー装置や通信回線の冗長化
効く場所 2
関係するページ
手口、グループ、事例のつながりは、収録データの記録だけから引いています。
関係する手口
関係するグループ
収録データにはまだ出ていない
関係する用語
このページに出てくる対策や仕組みを、用語集で引けます。
出典
- ネットワーク障害による運航への影響について(第2報) 日本航空株式会社・2024-12-26
- ネットワーク障害による運航への影響について(第4報) 日本航空株式会社・2024-12-26
- JAL、サイバー攻撃で一時混乱、遅延71便・欠航4便、航空券販売見合わせも、システムは復旧 トラベルボイス・2024-12-26
- DDoS攻撃への対策について(注意喚起) 内閣サイバーセキュリティセンター・2025-02-04
最終確認日 (2026年10月24日)
監修 平原尚樹(株式会社BlueAI 代表取締役CEO、ソフトウェアエンジニア、Google Cloud Architect)