用語集・端末と監視
XDR
Extended Detection and Response
XDR(Extended Detection and Response)は、端末のEDRやネットワークのNDRなどをまとめ、横断して脅威を検知し対応するサービスである。
別の呼び方 拡張検知・対応
要点
- 意味 XDR(Extended Detection and Response)は、端末のEDRやネットワークのNDRなどをまとめ、横断して脅威を検知し対応するサービスです。
- 中小企業にとって 攻撃者は端末からサーバー、クラウドへと移動するため、端末だけ、ネットワークだけを見ていると全体像をつかめない。
- このサイトでは 攻撃手法 1 種、事例 2 件のページと関わります。下の一覧から、記録のどこに関わるかを読めます。
中小企業にとっての意味
攻撃者は端末からサーバー、クラウドへと移動するため、端末だけ、ネットワークだけを見ていると全体像をつかめない。
調査ではXDRを導入している国内企業はまだ少なく、中小企業がいきなり導入する必要はない。
まず端末のEDRと監視を固め、運用の負担が増えてきた段階で検討するのが順序である。
よくある誤解
- 誤解XDRはEDRとは別物で、EDRをやめてXDRに置き換えるものだ
- 実際IPAの情報セキュリティ白書は、XDRをEDRやNDRを包括するサービスとして紹介している。XDRはEDRを含む上に成り立つ。
- 誤解中小企業もまずXDRから導入すべきだ
- 実際情報セキュリティ白書2024が紹介するNRIセキュアテクノロジーズの国内企業1,657社への調査では、導入率はEDRが27.8%、XDRは6.5%だった。XDRはEDRの運用負荷の高まりへの対応として広がると見られており、まずはEDRと監視を固めるのが現実的である。
このサイトの手口と事例との関係
関係は、それぞれのページに収録した記録の範囲で書いています。
- 攻撃手法横展開
一つのアカウントが短時間に複数のサーバーへログインするといった横展開の兆候は、端末とネットワークをまたいで見る仕組みで捉えやすい。
- 事例Change Healthcare
記録では侵入から9日間で横展開とデータ持ち出しを許しており、記録が挙げる横展開の検知に当たる対策である。
- 事例アサヒ
記録では業務時間外に複数のサーバーへの侵入と偵察を繰り返されており、記録が挙げる時間外の異常なアクセスの検知に関わる。
出典
- 情報セキュリティ白書2024 第3章 IPA・2024-07
- Extended Detection and Response - Glossary | CSRC NIST
- Best Practices for Event Logging and Threat Detection CISA / ASD's ACSC ほか (NISC、JPCERT/CC が共同署名)・2024-08-21
最終確認日 (2026年10月24日)
監修 平原尚樹(株式会社BlueAI 代表取締役CEO、ソフトウェアエンジニア、Google Cloud Architect)