用語集・端末と監視
SOC
Security Operations Center
SOC(Security Operations Center)は、セキュリティ機器やログを常時監視し、異常の兆候を分析して担当部門へ知らせる、監視と分析を担う組織や機能である。
別の呼び方 セキュリティオペレーションセンター、セキュリティ監視センター、監視サービス
要点
- 意味 SOC(Security Operations Center)は、セキュリティ機器やログを常時監視し、異常の兆候を分析して担当部門へ知らせる、監視と分析を担う組織や機能です。
- 中小企業にとって 攻撃は夜間や休日に進むことが多く、誰も警報を見ていなければEDRやログがあっても被害は止まらない。
- このサイトでは 攻撃手法 1 種、事例 3 件のページと関わります。下の一覧から、記録のどこに関わるかを読めます。
中小企業にとっての意味
攻撃は夜間や休日に進むことが多く、誰も警報を見ていなければEDRやログがあっても被害は止まらない。
自社でSOCを持つのは中小企業には重く、外部の監視サービスに任せるのが一般的な選択肢である。
委託する場合も、警報を受けたときに社内の誰が判断し動くかは自社で決めておく必要がある。
よくある誤解
- 誤解SOCは大企業が自前で作るもので、中小企業には関係ない
- 実際SOCやCSIRTの業務は内製か外注かを選んで組み立てるものとされている。IPAのお助け隊サービスは、異常の見守りや緊急時の駆付けを中小企業向けにまとめて提供している。
- 誤解SOCとCSIRTは同じものだ
- 実際日本シーサート協議会の資料では、SOCから上がるアラートをCSIRTが関係部門と調整して調査する分担が示されている。ただし組織ごとに形は異なり、一意には定義しにくいとされる。
このサイトの手口と事例との関係
関係は、それぞれのページに収録した記録の範囲で書いています。
- 事例アスクル
記録には侵害されたサーバにEDRがなく常時監視もなかったとあり、記録が挙げる常時監視はSOCが担う機能に当たる。
- 事例GMOリサーチ&AI「infoQ」
記録は、会員からの指摘で発覚する前に不正アクセスを検知できる自社監視体制の強化を挙げており、SOCの機能に当たる対策である。
- 事例お名前.com デスクトップクラウド
記録は、顧客からの指摘で発覚する前に不正プログラムの設置を検知できる自社監視体制の強化を挙げており、SOCの機能に当たる対策である。
- 攻撃手法ランサムウェア
この手口の対策として、EDRの導入とあわせて常時監視する体制を整えることが挙げられている。
出典
- セキュリティ対応組織(SOC/CSIRT)の教科書 第3.1版 JNSA 日本セキュリティオペレーション事業者協議会 (ISOG-J)・2023-10-17
- CSIRT人材の定義と確保 Ver.2.1 日本コンピュータセキュリティインシデント対応チーム協議会 (NCA)・2020-12-11
- サイバーセキュリティお助け隊サービス IPA
最終確認日 (2026年10月24日)
監修 平原尚樹(株式会社BlueAI 代表取締役CEO、ソフトウェアエンジニア、Google Cloud Architect)