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BlueAI セキュリティ

攻撃手法・初期侵入

VPN・エッジ機器の脆弱性悪用

VPN・エッジ機器の脆弱性悪用(別名 VPN機器の脆弱性悪用、エッジ機器の脆弱性悪用、リモートアクセス機器の脆弱性悪用)は、インターネットに公開されたVPN装置やファイアウォール、ルーターなどの脆弱性を突いて、修正プログラムが適用されていない機器から社内ネットワークへ最初に侵入する手口です。

  1. 初期侵入
  2. 実行
  3. 横展開
  4. 窃取
  5. 影響

要点

  • 段階 攻撃が進む段階のうち「初期侵入」で使われます。MITRE ATT&CK の手口番号は T1190、T1133 です。
  • 記録 このサイトの記録では、事例 2 件とハッカーグループ 2 組に出てきます。
  • 最初の対策 インターネットに公開するVPN機器やファイアウォールの修正プログラムを速やかに適用する体制を作る。

こうした機器は社外からの接続を受け付ける入口なので、1台の弱点が社内全体への入口になる。警察庁は、ランサムウェアの被害を防ぐためにVPN機器等のぜい弱性対策を求めている。

攻撃の流れ

  1. 1インターネットに公開されたVPN装置やファイアウォール、ルーターの既知または未知の脆弱性を調べる
  2. 2修正プログラムが未適用の機器を見つけ、脆弱性を突いて機器を乗っ取るか内部ネットワークへの通信経路を確保する
  3. 3乗っ取った機器や奪った認証情報を使って社内ネットワークへの接続を確立する
  4. 4確保した経路を足がかりに、内部での偵察や横展開につなげる

気づくための兆候

  • VPN機器やファイアウォールの管理画面への不審なログイン試行
  • 普段使われないIPアドレス帯や海外からのVPN接続
  • 機器のファームウェアやログ設定が不審に変更されている
  • 公開されている脆弱性情報やサポート終了の一覧に該当機器がある

対策

  • インターネットに公開するVPN機器やファイアウォールの修正プログラムを速やかに適用する体制を作る

  • 保守用を含むすべてのリモートアクセスにIPアドレス制限と多要素認証を適用する

  • サポートが終了した機器を使い続けず、更新計画をあらかじめ立てる

  • 公開機器の脆弱性情報を定期的に確認し、棚卸しする資産管理を行う

日本での数字

8位

情報セキュリティ10大脅威2026 組織向けの順位(リモートワーク等の環境や仕組みを狙った攻撃)(2026年)

出典 IPA「情報セキュリティ10大脅威 2026」(2026年1月29日)

関係するページ

手口、グループ、事例のつながりは、収録データの記録だけから引いています。

出典

最終確認日 (2026年10月24日)

監修 平原尚樹(株式会社BlueAI 代表取締役CEO、ソフトウェアエンジニア、Google Cloud Architect)